頭皮ケア・ヘアケアに人気のシャンプー15選!髪に優しいシャンプーを探そう

頭皮ケア・ヘアケアに人気のシャンプー15選!髪に優しいシャンプーを探そう

「頭皮ケア・ヘアケアに人気のシャンプーはあるのかな?」
「髪に優しいシャンプーのおすすめを知りたいな。」
と上記の様な悩みを抱えた方がいることでしょう。

頭皮の肌質・髪質には個人差があり、自分に合っているシャンプーを使用する必要があります。

もしも自分に合っていないシャンプーを使用してしまうと、フケや頭皮の臭い、頭皮ニキビ、抜け毛、白髪、エイジング毛、ダメージ毛など頭皮の肌質・髪質トラブルの原因になってしまうため慎重にシャンプーを選ぶことが重要といえます。

こちらの記事では頭皮ケア・ヘアケアに人気のシャンプー、また髪に優しいシャンプーについて解説いたします。

正しいシャンプーの選び方

正しいシャンプーの選び方はいくつかあり、以下の通りあげられます。

  • 頭皮の肌質に合っているか
  • 自身の髪に合っているか
  • 界面活性剤の種類をチェック
  • シリコン入りシャンプーかノンシリコンシャンプーかをチェック

一つずつ項目を解説いたします。

頭皮の肌質に合っているか

正しいシャンプーの選び方で「頭皮の肌質に合っているか」は、重要なポイントのひとつです。

個人差がありますが頭皮の肌質には、乾燥肌・脂性肌(オイリー肌)・敏感肌などがあります。

頭皮の肌質が乾燥肌の場合は、元から分泌されている皮脂を洗い流し過ぎないように優しく洗える洗浄成分を主に配合されたシャンプーがおすすめです。

強力な洗浄成分が配合されているシャンプーでは、頭皮の乾燥を促す原因になり注意が必要です。そのため地肌の潤いを保つことを目的にした保湿成分の配合されたシャンプーが良いとされています。

頭皮の肌質が脂性肌(オイリー肌)の場合は、適度な洗浄力がある洗浄成分を主に配合されたシャンプーがおすすめです。

こちらの場合も洗浄力が強力すぎると髪の乾燥・パサつきやヘアカラーで染めた髪の色落ちなどの原因となります。そのため髪への負担を軽減し適度な洗浄力があるシャンプーが良いとされています。

頭皮の肌質が敏感肌の場合は、刺激の少ない洗浄成分を配合したシャンプーがおすすめです。

刺激が強い洗浄力があるシャンプーを使用してしまうと、頭皮の乾燥・かゆみ・赤みなどを引き起こす原因になります。そのため成分表をチェックし低刺激の洗浄成分が配合されているシャンプーが良いとされています。

自身の髪に合っているか

正しいシャンプーの選び方で「自身の髪に合っているか」は、重要なポイントのひとつです。

個人差がありますが髪質には、くせ毛・猫っ毛・剛毛などがあります。

髪質がくせ毛の場合は髪の形状記憶力が強いため、髪を柔らかくし矯正力の作用がある植物性オイルが配合されているシャンプーがおすすめです。

それと同時に髪のダメージを補修する、毛髪補修成分が配合されているシャンプーが良いとされています。

髪質が猫っ毛の場合は髪の毛1本1本が細く柔らかい髪の毛のため、髪の刺激を最小限にした洗浄成分を配合しているシャンプーがおすすめです。

また髪の手触りを良くする効果があるシリコン入りシャンプーでは、蓄積した時にベタつきの恐れがあります。

そのため髪がボリュームダウンした様にペタンと張り付きやすい猫っ毛の場合は、ノンシリコンシャンプーであれば悩みが解決します。

髪質が剛毛の場合は太くて硬く頭を洗う時に扱いにくいため、柔らかい髪質になる柔軟作用があるシャンプーがおすすめです。

特にアミノ酸洗浄成分と植物性オイルの組み合わせの配合であれば、剛毛の悩みを解決してくれます。

界面活性剤の種類をチェック

正しいシャンプーの選び方で「界面活性剤の種類をチェック」することは、重要なポイントのひとつです。界面活性剤とは水に馴染みやすい「親水基」と油に馴染みやすい「疎水基・親油基」の両方の性質を持ち合わせた物質の総称です。

界面活性剤の中でもシャンプーには、アニオン界面活性剤・カチオン界面活性剤・両性界面活性剤が多く使用されています。

アニオン界面活性剤は汚れを浮かせるなどの洗浄力があるほか、泡立ちの良さ・温度の影響を受けにくいなどの特徴があります。

カチオン界面活性剤は殺菌効果が高く、ノンシリコンシャンプーに多く含まれている成分です。

両性界面活性剤はアニオン界面活性剤とカチオン界面活性剤の両方の性質を併せ持った成分で、肌に対して低刺激であり水に溶けやすい特徴があります。

シリコン入りシャンプーかノンシリコンシャンプーかをチェック

正しいシャンプーの選び方で「シリコン入りシャンプーかノンシリコンシャンプーかをチェック」することは、重要なポイントのひとつです。

シリコン(シリコーン)とは元素の1つであるケイ素を化学的に合成処理した樹脂で、ジメチコン・シクロメチコン・シロキなどの成分があります。

シャンプーにシリコンが含まれていることで、髪のキューティクルをコーティングしたり髪の手触りや指通りを滑らかにする役割があるとされています。

シリコン入りシャンプーのメリットは前述した通り、髪のキューティクル保護や髪の手触りと指通りがスムーズになることです。また仕上がりがしっかりとしており、きしまない髪になります。

その反面でデメリットは、シリコンが髪に蓄積することでベタつきの原因になることです。

ノンシリコンシャンプーのメリットは、シリコンが配合されていないことによりサラサラ・ふんわりと軽やかな仕上がりになることです。

またシリコンで髪をコーティングしないため、カラーリングやパーマがきっちり掛かり持ちが良くなるとされています。

その反面でデメリットは、シリコンで髪がコーティングされないことで髪の軋み・手触り指通しが悪くなることやドライヤーとヘアアイロンなどの熱に弱くなることです。

また頻繁にカラーリングやパーマをした場合に髪が痛み、ダメージの進行を早めます。

シャンプーの種類を紹介


シャンプーの種類は次の通りです。

  • アルコール系シャンプー
  • 石けん系シャンプー
  • アミノ酸系シャンプー
  • オーガニック系シャンプー
  • ヴィーガン系シャンプー

一つずつ項目を解説いたします。

アルコール系シャンプー

アルコール系シャンプーはアルコール系の洗浄成分を配合したシャンプーのことを指し、泡立ちと洗い心地が良く爽快感を得られる特徴があります。

皮脂を洗い流す力が強く、脂性肌(オイリー肌)など頭皮と髪がベタつきが気になる方におすすめといえます。

ただし頭皮環境を整えたり、髪のダメージをケアすることに向いていないシャンプーでもあります。

石けん系シャンプー

石けん系シャンプーは石鹸系の洗浄成分を配合したシャンプーのことを指し、脱脂力など洗浄力が強くサッパリ・スッキリとした洗いあがりの特徴があります。

ただし洗った後に髪の軋みが気になったり、石鹸カスが残ってしまうことがあります。

こちらの場合はクエン酸系コンディショナーと併せて利用すると、洗浄後のキシキシ感や石鹸カスの洗い残し問題を解消できます。

アミノ酸系シャンプー

アミノ系シャンプーはアミノ酸系の洗浄成分を配合したシャンプーのことを指し、少ない刺激でマイルドな洗浄力があり洗浄後のキシミが無く潤いのある仕上がりの特徴があります。

頭皮の肌質が敏感肌の方に優しい弱酸性であり、必要以上に皮脂を洗い流さず乾燥を防ぐこともできます。

オーガニック系シャンプー

オーガニック系シャンプーはオーガニック系の洗浄成分を配合したシャンプーのことを指し、天然植物エキスが含まれていることのほか配合成分によってフケ対策・かゆみなど効果に違いがあるなどの特徴があります。

自然由来の成分によりナチュラル志向やサステナビリティ(CSR)を重視する方におすすめですが、天然成分のため肌に適しない方もおり、人を選ぶシャンプーといえます。

ヴィーガン系シャンプー

ヴィーガン系シャンプーはヴィーガン系の洗浄成分を配合したシャンプーのことを指し、原材料に動物由来の成分を配合しておらず植物性のみの成分が配合されている特徴があります。

オーガニック系シャンプーと似ていますが、ヴィーガン系シャンプーは生産工程中の動物実験を行っていないクルエルティフリーなど完全に動物性成分の配合を禁止しています。

頭皮ケア・ヘアケアに人気のシャンプー15選

頭皮ケア・ヘアケアに人気のシャンプーは次の通りです。

  • haru kurokamiスカルプ
  • ファンケル マイルドクレンジングシャンプー
  • エトヴォス モイスチャーシャンプー
  • ウーマシャンプー プレミアム スカルプシャンプー
  • キュレル シャンプー
  • ディアボーテ HIMAWARI オイルインシャンプー
  • いち髪 濃密W保湿ケア
  • スカルプD ボーテ モイストタイプ
  • BOTANIST ボタニカルシャンプーモイスト
  • ハーブガーデン
  • ハーバニエンス
  • HANAオーガニック リセットシャンプー
  • ビオルチアシャンプー
  • リラベールCMCシャンプー&CMCヘアマスク
  • メディプラス ノンシリコンシャンプー

一つずつ項目を解説いたします。

haru kurokamiスカルプ



「haru kurokamiスカルプ」は、株式会社nijitoが製造・販売する100%天然由来の商品ブランド「haru」のシャンプーです。

頭皮から美髪に導く100%天然由来のシャンプーで、「もこもこ泡で頭皮を整えたっぷり保湿」、「ハイ・コシのある美しい髪へ」、「ダメージから守りなめらかな指通りに」などの特徴があります。

ソープナッツエキス(サピンヅストリホリアツス果実エキス)が古い角質をやわらかくし、香具師由来の洗浄成分(ココイルグルタミン酸TEA・ココイルメチルアラニンNa・ココイルグリシンK・コカミドDEA)が頭皮の汚れをスッキリと洗い流します。

ファンケル マイルドクレンジングシャンプー



「ファンケル マイルドクレンジングシャンプー」は、株式会社ファンケルが製造・販売するシャンプーです。

アミノ酸系の洗浄成分配合でマイルドクレンジングオイルの処方研究を活かしたノンシリコンシャンプーで、保湿効果がありながら汚れをスッキリ洗い流します。

またキメの細かい泡立ちで頭皮環境を整え美しい髪を保てるほか、美容成分による天然精油が優しい香りを放ちます。

エトヴォス モイスチャーシャンプー



「エトヴォス モイスチャーシャンプー」は、株式会社エトヴォスが製造・販売するスキンケアノンシリコンシャンプーです。

もちもち泡で髪と頭皮を優しく洗いあげるアミノ酸系洗浄ベースとなっています。

植物エキス13種類・植物油12種類・天然保湿因子(アミノ酸)を配合し、地肌の保湿としなやかな髪に仕上げデリケートでバサつきのある髪におすすめです。

ウーマシャンプー プレミアム スカルプシャンプー



「ウーマシャンプー プレミアム スカルプシャンプー」は、株式会社ZERO PLUSが製造・販売するノンシリコンシャンプーです。

植物由来のアミノ酸系洗浄成分配合による弱酸性となっています。効果・効能はふけ・かゆみ・毛髪と頭皮の汗臭を防ぎ、毛髪と頭皮を清浄にし健やかに保ちます。

キュレル シャンプー



「キュレル シャンプー」は、花王株式会社が製造・販売するシャンプーです。頭皮を健康に保つセラミドや植物由来の消炎剤などの有効成分を配合しています。

弱酸性・無香料・無着色により赤ちゃんなどデリケートな敏感肌にも使用できます。

またフケ・かゆみ・乾燥など頭皮の悩みを防ぎつつ、髪触り・指通りが滑らかな仕上がりとなります。

ディアボーテ HIMAWARI オイルインシャンプー



「ディアボーテ HIMAWARI オイルインシャンプー」は、クラシエホールディングス株式会社が製造・販売するシリコンシャンプーです。

髪内部と髪の外側それぞれの脂質と水分バランスの乱れである髪のゆがみを整えてくれます。うねり・くせ・パサつきなどの悩みを解消できます。

硫酸系界面活性剤不使用のサルフェートフリー処方で、キメの細かい泡で髪を洗いあげみずみずしい毛先とサラサラな指通りの髪に仕上がります。

いち髪 濃密W保湿ケア



「いち髪 濃密W保湿ケア」は、クラシエホールディングス株式会社が製造・販売するノンシリコンシャンプーです。

硫酸系界面活性剤不使用のサルフェートフリー処方で、植物由来のアミノ酸系洗浄成分が配合されています。

モイストチャージ処方で髪と地肌に保湿効果があり、枝毛など髪の深刻なダメージの元となる乾燥を防ぎます。ほろ甘いあんずと上品な桜の香りが髪全体からほのかに漂います。

スカルプD ボーテ モイストタイプ



「スカルプD ボーテ モイストタイプ」は、アンファー株式会社が製造・販売するノンシリコンシャンプーです。

シリコン、鉱物油、合成着色料、フェノキシエタノール、パラベン(パラヒドロキシ安息香酸エステル)、サルフェート(硫酸系界面活性剤)などの成分が配合されておらず無添加であり、12種類の天然植物由来の有効成分が配合されています。

頭皮のよくある悩みのニオイ・ベタつき・フケ・かゆみを改善し、頭皮環境を整えます。

BOTANIST ボタニカルシャンプーモイスト



「BOTANIST ボタニカルシャンプーモイスト」は、株式会社I-ne(アイエヌイー)が製造・販売するノンシリコンシャンプーです。

シリコン、合成着色料、パラベン(パラヒドロキシ安息香酸エステル)、サルフェート(硫酸系界面活性剤)などの成分が配合されておらず、アミノ酸系洗浄成分配合となっています。

髪の内部まで潤いが浸透し髪を補修すると共に、しっとりとまとまる髪に仕上げます。

ハーブガーデン



「ハーブガーデン」は、さくらフォレスト株式会社が製造・販売するシャンプーです。

オーガニックハーブティー・7種類のオーガニック&植物エキス天然保湿成分・アミノ酸系洗浄成分・精油&厳選綱領天然防腐成分など天然由来成分99%を配合したノンシリコンシャンプーとなっています。

濃密泡で頭皮にストレスを与えず、毛穴の皮脂汚れをしっかりと落とし洗い流します。

ハーバニエンス



「ハーバニエンス」は、さくらフォレスト株式会社が製造・販売するノンシリコンシャンプーです。「ハーブガーデン」がリニューアルしパワーアップした天然由来成分100%となっています。

また髪や頭皮を綺麗に洗うだけでなく、ふんわりとエレガントな香りで華やかに持続するフレグランスシャンプーでもあります。

HANAオーガニック リセットシャンプー



「HANAオーガニック リセットシャンプー」は、えそらフォレスト株式会社が製造・販売している、天然由来成分を配合したオーガニックシャンプーです。

髪や頭皮のストレスを改善し、髪の毛一本一本を艶やかで豊かに健康なヘアサイクルへ導きます。

仕上がり後の香りも良く、サラサラでツヤツヤになり、抜け毛が減ったという口コミ・評判もあります。

ビオルチアシャンプー



「ビオルチアシャンプー」は、株式会社コスメラウンジが製造・販売するノンシリコンシャンプーです。

毛髪診断士22人監修による厳選した10種類のオーガニックや高級アミノ酸系洗浄成分が配合されました。

潤いや輝くツヤを手に入れたい20代・髪のハリやコシが気になる40代・白髪世代の60代などエイジングケアに最適な肌に優しい弱酸性でもあります。

リラベールCMCシャンプー&CMCヘアマスク



「リラベールCMCシャンプー&CMCヘアマスク」は、株式会社ナプラが製造・販売するノンシリコンシャンプーです。

6種類のオーガニックハーブエキスを含めた植物由来の保湿成分やアミノ酸ベースの界面活性剤を配合しています。

髪の内部までCMC成分がしっかり浸透し、ツヤ・しっとり質感など髪に栄養を与えます。

メディプラス ノンシリコンシャンプー



「メディプラス ノンシリコンシャンプー」は、株式会社メディプラスが製造・販売するノンシリコンシャンプーです。

パラベン、フェノキシエタノール、アルコール(エタノール)、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料、鉱物油、シリコンなどが不使用で、天然由来成分が配合されています。

髪の乾燥を防ぐほか頭皮をほぐし、頭皮や毛髪の環境改善を促します。

シャンプーの正しい方法・洗い方を解説

シャンプーの正しい方法・洗い方は次の通りです。

  • 髪は夜に洗うのがおすすめ
  • 髪の長さに合わせてシャンプーの量を決める
  • 頭皮を重点的に洗う
  • すすぎ時間を長くする

一つずつ項目を解説いたします。

髪は夜に洗うのがおすすめ

シャンプーを使って髪を洗うなら時間帯は夜が最適で、その理由はいくつかあり以下の通りあげられます。

  • 朝より夜の方が時間がある
  • 髪の成長ホルモンは夜(22時~2時)の睡眠中に多く分泌される

シャンプーを利用した髪の洗浄は一般的に1日1回ですが、その中で朝に髪を洗う方は少数派です。朝は学校へ登校、会社へ出勤などの準備があり、忙しい朝には時間が取れない場合が多いからです。

時間がないからと言って朝のシャワーでシャンプーによる洗浄をおろそかにすると、洗い残しやすすぎ残しのほかきちんと頭皮を乾燥できず薄毛の進行につながります。

また髪と頭皮が湿ったままですと雑菌が繁殖しやすいですし、気になる臭いや炎症の原因になりかねません。

そのため夜の時間のある時にしっかりと髪や頭皮をシャンプーにより洗浄・乾燥させることで、朝よりもきっちりとヘアケアを行うことができます。

髪を含めた身体の成長ホルモンは夜(22時~2時)の睡眠中に多く分泌されます。

朝シャンばかりしていると1日の活動による、頭皮の毛穴に皮脂や汚れが溜まった状態で成長ホルモンの分泌が阻害されます。

そのため夜の内にシャンプーによる洗浄・乾燥を行うことで、きれいな髪や頭皮を保ち夜の寝ている間に成長ホルモンの分泌・促進が行われます。

髪の長さに合わせてシャンプーの量を決める

シャンプーで髪を洗う時は、髪の長さに合わせてシャンプーの量を決めると良いとされています。

少なすぎると洗い足りず汚れが残り、多すぎると洗い過ぎやすすぎ残しがあります。

ショートヘアやボブヘアでは1プッシュ・ミディアムヘアは2プッシュ・ロングヘアでは3プッシュが適量とされています。

髪の多さ・硬さにより半プッシュ程度調節することでより適量に近づけますが、髪を洗う前にお湯で髪の汚れをすすぐことでシャンプーの量を少なく節約し泡立てることも可能です。

頭皮を重点的に洗う

1日の汚れは髪よりも頭皮の毛穴に皮脂や老廃物として溜まります。そのためシャンプーは、髪よりも頭皮の毛穴を重点的に洗うことをイメージすると良いとされています。

前髪の生え際、頭頂部、耳の後ろ、後頭部、襟足など、汗・皮脂が出る量や老廃物が溜まる多さも違うため意識して洗うと良いでしょう。

すすぎ時間を長くする

シャンプーで髪を洗う場合は、洗浄時間よりもすすぎに時間を掛ける方が重要です。その理由はすすぎ残しがあると髪や頭皮の負担・頭皮の炎症の原因になるケースが多いからです。

そのため例えば洗浄におよそ5分程度掛けるなら、すすぎにはおよそ10分程度を要することでしっかりとすすぎ残しなく髪を洗うことができます。

シャンプー後の正しいケア方法


シャンプー後の正しいケア方法は次の通りです。

  • トリートメントを使ってコーミング
  • ドライヤーで丁寧に乾かす
  • 頭皮マッサージでケアすることも重要

一つずつ項目を解説いたします。

トリートメントを使ってコーミング

髪のきしみ・いたみなどトラブルを抱えている方は、シャンプー後にトリートメントを使ってコーティングすることがおすすめです。

すすいだ後の髪の水分をしっかりと絞り切り、トリートメント剤を毛先から中間の順に付け馴染ませます。

ここで注意したいのが、トリートメント剤に油分が多い場合、頭皮のトラブルの原因になるため出来るだけ頭皮に付かないようにすることです。

髪にトリートメント剤を馴染ませた後、コーム(出来れば目の粗い)で梳かし、液を髪全体に行き渡らせます。その後、湯船につかりながらおよそ5~10分程度放置します。

髪にトリートメント剤が浸透したら油分のぬめりが無くなるまで、しっかりと丁寧にぬめりが無くなるまですすぎます。

ドライヤーで丁寧に乾かす

シャンプーによる髪の洗浄後はドライヤーで丁寧に髪を乾かすことが重要です。髪のキューティクルは濡れることで7から8つの層がうろこ状に重なり合っている部分が開き、少しの摩擦で傷つきます。

一度傷ついたキューティクルは元に戻すことはできません。

また髪や頭皮に湿り気が残ったまま放置すると、臭いの原因やさまざまなトラブルを引き起こします。

そのためシャンプー後は髪を丁寧に乾かすことが重要といえます。

頭皮マッサージでケアすることも重要

種を蒔いて綺麗な花を咲かせるためには、土台となる畑を健康な状態に保つことが重要です。髪にとって頭皮は畑のような存在のため、頭皮のマッサージは大切なヘアケアといえます。

特にシャンプー後は頭皮の血行が良くなっており、健やかな頭皮環境を整えることができます。

血流やリンパの流れに沿って指の腹や手のひらをうまく使い、心地良い地肌の指圧による頭皮マッサージを行いましょう。

シャンプーに関するよくある質問


シャンプーに関するよくある質問は次の通りです。

  • 市販とサロン専用のシャンプーは何が違いますか?
  • 地肌に優しい成分を教えてください
  • 頭皮が乾燥気味です。どうすればいいですか?
  • 抜け毛が悩みです。どのシャンプーがおすすめですか?

一つずつ項目を解説いたします。

市販とサロン専用のシャンプーは何が違いますか?

市販シャンプーとサロン専用シャンプーでは配合されている洗浄成分に違いがあります。市販シャンプーでは主に高級アルコール系の洗浄成分を配合しており、泡立ちが良く洗浄力が強いです。

その一方でサロン専用シャンプーは主にアミノ酸系の洗浄成分を配合しており、低刺激で頭皮の肌質が敏感肌の方に優しいシャンプーとされています。

地肌に優しい成分を教えてください

アミノ酸から精製された合成界面活性剤によるアミノ酸系シャンプーは、肌と同じ弱酸性のため地肌に優しい成分といえます。

その一方で高級アルコール系は鉱物油や動植物油脂を基に精製された合成界面活性剤で洗浄力が強く、石鹸系シャンプーは天然由来の成分で環境にやさしく洗浄力が高めです。

そのため赤ちゃんや子供などデリケートな地肌や髪であれば、弱酸性のアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

頭皮が乾燥気味です。どうすればいいですか?

頭皮が乾燥気味で悩んでいる方の場合は、洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプー、保湿成分配合のシャンプー、地肌の刺激が少ない洗浄成分配合のシャンプーなどを選ぶことをおすすめいたします。

洗浄力の強弱は頭皮の乾燥に大きく左右されます。

そのため洗浄力の優しいアミノ酸系シャンプーであれば、頭皮の潤いを保ち保水力が低下することなく髪の洗浄を行うことができます。

また保湿成分の高いシャンプーであれば、肌の保湿力を高めつつ乾燥を防ぐ効果を得られます。

さらに低刺激で地肌に優しい洗浄成分配合であれば、頭皮の乾燥を防ぐことができ肌荒れ・頭皮の傷つきを抑えることができます。

抜け毛が悩みです。どのシャンプーがおすすめですか?

シャンプーでは植毛や育毛の促進をすることはできません。しかし髪の毛や頭皮の毛穴を清潔に保つことは、抜け毛対策につながります。

抜け毛の要因となる状態は、頭皮の乾燥や汚れが毛穴に詰まることなどです。

ただし加齢、生活環境の乱れ、生活習慣によるホルモンバランスの変化により、抜け毛の進行するケースも考えられます。

そのため適切な頭皮ケア・ヘアケアをするため、乾燥肌・敏感肌など頭皮の状態でシャンプーを選ぶように心がけましょう。

【まとめ】頭皮ケア・ヘアケアにはシャンプーが大切

こちらの記事では頭皮ケア・ヘアケアに人気のシャンプー、また髪に優しいシャンプーについて解説いたしました。

頭皮の肌質・髪質には個人差があり、自分に合っているシャンプーを使用する必要があります。

もしも自分に合っていないシャンプーを使用してしまうと、フケ、頭皮の臭い、頭皮ニキビ、抜け毛、白髪、エイジング毛、ダメージ毛など頭皮の肌質・髪質トラブルの原因になってしまうため慎重にシャンプーを選ぶことが重要といえます。

ぜひこの機会に自身の髪質・頭皮の肌質をチェックし自分に合ったシャンプーを選び、頭皮ケア・ヘアケアをして頭髪環境改善を心がけましょう。



参考

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